診療案内
花粉等アレルギーについて
スギ・ヒノキ花粉症
イネ科花粉症
ハウスダスト
通年性アレルギー
花粉やハウスダストなど、アレルギー症状でお悩みの方お気軽にご相談ください。
耳の症状
小児の耳掃除
中耳炎(急性中耳炎、滲出性中耳炎、鼓膜切開等)
メニエール病
耳の中で違和感がある
めまいがする、耳の中に違和感があるなどの症状がある場合はお気軽にご相談ください。首の座った赤ちゃん(生後3か月~)から、耳掃除可能です。
耳の痛み
中耳炎と外耳道炎の痛みって違うんです。
耳を引っ張って痛みが強くなるのが外耳道炎です。
風邪が悪化しておこる中耳炎では触らなくても痛いです。
他にも耳痛をおこすが頸部リンパ節炎、咽頭・扁桃炎、顎関節症、耳下腺炎そして頸部ガンのような耳周囲の病気です。
またヘルペスからくる神経痛もあって原因が耳とは限らないのです。
検査:顕微鏡検査、細菌培養(原因菌を調べる)検査など
耳の詰まった感じ・聞こえにくい
こんなに大漁(量)というほど耳垢が溜まっている場合もありますが、中には外耳道真珠腫という腫瘍のこともあります。
外耳炎でも症状がでますが、耳内にカビが生えてることも・・・
山やトンネルへ行くと耳がおかしい、それが平地でおこると病気で耳管狭窄症と病名が付きます。
逆に空気が流れ込みすぎる耳管開放症、さらに進んで痛みのない滲出性中耳炎、手術が必要な中耳真珠腫などがあります。
芸能人がかかってニュースになる突発性難聴、早期に治療を開始しないと手遅れになるんです。
検査:聴力検査、チンパノメトリー、耳管機能検査、中耳ファイバー
耳のかゆみ
耳掃除のしすぎって耳鼻科で𠮟られますが我慢できないですよね。
アトピー性皮膚炎など皮膚の弱い方は夏場に特にかゆくなるんです。
慢性ではカビ(真菌)がついてさらにかゆくなることも。
またアレルギー性鼻炎が原因のことも多く(感覚神経が共通のため)耳だけではなく鼻の治療も大切になります。
検査:細菌培養検査、アレルギー血液検査
めまい
めまいと言えばメニエール病って言われますが診断を確定するのは意外と難しいんです。
典型的には難聴・耳鳴と特徴的めまいが1回だけではなく繰り返しおこった場合がメニエール病です。
例外も多く、来院時にめまいが治まっていると疑い例で止まってしまいます。
頻度が多いのが良性発作性頭位めまい症で頭を動かしたときだけめまいが出てしばらくすると止まります。
耳以外で血圧関連・肩こり・脳腫瘍などもめまいの原因となります。
検査:平衡機能検査(フレンツェル眼鏡、重心動揺計)、聴力検査、(MRI)
耳垂れ
外耳道や中耳にばい菌がつくと耳垂れが出てきます。
急性中耳炎で耳垂れがでた時は鼓膜に穴があいていて、痛みが消えてもよくなったわけではなく重症化しているんです。
慢性の外耳炎や中耳炎では抗生剤が効きにくい菌がつくことも多く治療が長引きます。
検査:細菌培養(原因菌を調べる)検査、中耳ファイバー
耳鳴り
治る耳鳴りもあります。
急性の耳鳴は突発性難聴もしくはそれに近い場合が多く早期に治療を開始すると完治の可能性が上がります。
高齢の方の慢性的な耳鳴は内服療法以外に補聴器や耳鳴治療用補聴器も有効です。
ライブが原因の急性騒音難聴や職業性騒音難聴でも耳鳴がでます。
検査:聴力検査、耳鳴検査
鼻の症状
急性副鼻腔炎
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻の違和感、副鼻腔炎やお子様の中耳炎でお悩みの方、お気軽にご相談ください。
鼻汁(鼻水)
水っぱなは風邪のひき始めやアレルギー性鼻炎で出ますが、黄鼻・青鼻はステージが上がって急性の蓄膿(副鼻腔炎)になった可能性があります。
小児では中耳炎に進行したり大人では頭痛や頬部痛・歯痛が出てくることも。
2週間以上続く鼻汁は風邪ではなくなっていますので原因を調べましょう。
検査:レントゲン、鼻汁好酸球検査、鼻汁細菌培養検査、鼻腔ファイバー、アレルギー原因検査(RAST)
のどに鼻汁が降りる(後鼻漏)
アレルギー性鼻炎も原因になりますが、症状が少ない慢性副鼻腔炎の唯一の手掛かりになります。
風邪の最中のように大量ではないために朝に少量しか溜まりませんので少しでも気になれば検査を受けましょう。
またアデノイドの炎症も後鼻漏をきたしますが、まれに上咽頭がんのこともあります。
検査:レントゲン、鼻咽頭ファイバー
口を開けて呼吸していませんか?鼻汁が少ないのに鼻がつまる場合は要注意。
お子さんではアデノイド増殖症が疑われます。
慢性副鼻腔炎で鼻茸(ポリープ)ができていたり、アレルギー性鼻炎で粘膜が腫れていたりします。
近年多いのが好酸球性副鼻腔炎によるポリープから鼻閉になる症例です。
ただの鼻炎だと思い放置すると手術が必要になってきてしまいます。
検査:レントゲン、鼻腔ファイバー、アレルギー原因検査(RAST)
臭いがわかりにくい(嗅覚障害)
臭いが消える病気で多いのが副鼻腔炎、風邪、頭部外傷になります。
喘息がある方は好酸球性副鼻腔炎の合併も多く治療が長期にわたります。
鼻の中の一部分にしか嗅覚粘膜は存在しませんし、嗅覚担当細胞は一度いなくなると回復が難しいため早目の治療が必要です。
検査:レントゲン、静脈性嗅覚検査、鼻腔ファイバー
鼻血
血気盛んだから鼻血が出るって少ないんです。
鼻の前方内側に血管が集まっていて粘膜が傷つくと出血します、傷つく原因として多いのがアレルギー性鼻炎です。
止血処置とともに原因の治療もしましょう。
鼻血が持続する時はがんもありますから大事なシグナルを放置しないようにしましょう。
検査:鼻汁好酸球検査、アレルギー原因検査(RAST)、鼻腔ファイバー
喉の症状
急性・慢性喉頭炎
アデノイド増殖症
口蓋扁桃肥大
睡眠時無呼吸症候群
喉が痛い・飲み込みにくい、のどの不快感がある場合は、お気軽にご相談ください。睡眠時無呼吸症候群の検査も行っております。
のどの痛み
いわゆる風邪ののど痛は数日で軽快していきますが、溶連菌をはじめ細菌性の炎症はだんだんと悪化していきます。
食事がつらいようになると入院も必要になり、声がかれる時は喉頭蓋炎といって命にかかわる場合もあります。
また口を開けて見えないのど(上咽頭・下咽頭)の痛みにも注意が必要です。
検査:咽頭喉頭ファイバー、溶連菌・アデノウイルス検査など
のどの違和感
慢性咽頭炎・喉頭炎といったのど自体からくる場合以外にアレルギー性鼻炎や喉頭アレルギー、逆流性食道炎、甲状腺疾患などがあります。
軽い症状でも咽頭・喉頭がん、食道がん、頸部リンパ節転移など重大な疾患があります。
他院へ胃・食道カメラ検査なども依頼して原因を探索します。
検査:咽頭・喉頭ファイバー、アレルギー検査、甲状腺など血液検査
声がれ(嗄声)
風邪で嗄声になった際に無理をして声を出すと声帯に傷がつき更に悪化します。
治癒までに1か月以上かかったり、ポリープができて手術になる場合もあります。
タバコを吸っていた方では喉頭がんの危険もあります。
ハスキーボイスのお子さんは小児声帯結節ができている可能性が高いです。
検査:喉頭ファイバー
咳
3週間以上続く咳の場合、百日咳・マイコプラズマのような特殊な感染症が疑われます。
それ以外で多くみられるのが咳喘息で感冒や鼻炎から咳スイッチが入り、咳が持続しますので抗アレルギーや吸入薬を使用します。
他に胃酸逆流による(逆流性食道炎)咳もあり胃酸抑制の薬を使用します。
検査:喉頭ファイバー、呼吸機能検査、アレルギー検査
いびき・睡眠時無呼吸
うるさいと言われたら病的ないびきかどうか検査をしましょう。
無呼吸によって高血圧や脳・心筋梗塞のリスクがアップします。
睡眠時無呼吸症候群は大人の病気と誤解されやすいですが幼少の患者さんも多く、成長ホルモンが出にくくなるため成長・脳発達に影響があり早目の診断・治療が必要です。。
検査:アプノモニター、咽頭喉頭ファイバー